「沖縄黒糖」について学ぶ講座

　流通ビジネス科３年は、総合実践の授業で、年２回の販売実習を行っています。

　第１回目は５月に実施しました。南部地域の企業から商品を仕入れ、校内で販売を行いました。３年生が５グループ（４～５名）に分かれ、①店長係　②経理係　③営業係　④販売促進係の役職に就き、協力して店舗運営を行います。仕入れる商品を選ぶためにグループ会議を行い、企業に電話し自分たちで仕入の交渉を行います。初めての実習だったので、メンバーとの情報共有ができていなかったり、取引先企業との調整に戸惑ったり等ありましたが、お客様にも好評で、無事に成功することができました。

　第２回目は校外販売実習です。１１／１７（金）に、サンエー那覇メインプレイス２階（フードコート隣）で、南部地域の商品（パンやスイーツ）を販売するために準備を進めています。今回は仕入販売だけでなく、企業と共同開発した沖縄黒糖（粟国島産）を使用したオリジナル商品を開発中です。

　今年は、黒糖の製糖方法が沖縄に伝わって４００年目の記念の年です。沖縄黒糖について学ぶため、沖縄県農業協同組合（ＪＡおきなわ）の職員を講師にお招きし、黒糖に関する講話を実施しました。黒糖について初めて知る事が多くあり、この講座で得た商品知識を販売実習の際、お客様にお伝えできたらと思います。講座を担当して下さった古波倉様、ありがとうございました。お時間のある方は、ぜひサンエー那覇メインプレイスへお越し下さい。