「ビジネスメイク講座」を資生堂ジャパン様の協力のもと、ＯＡ経理科３年生（１年生よりオフィスクリエイト科）に実施しました。

来春、卒業を控え、４月からの社会人においては、メイクも『身だしなみ』のひとつ、ビジネスマナーの一つになります。独学や近親者から習うなど、自己流にもなりがちなメイクですが、しっかりとプロの方から基本を学ぶ機会をいただきました。

講座の最初において、「おしゃれ」と『身だしなみ』は異なる。「おしゃれ」は、自分の好みで着飾ることで、ビジネスにおいてはそうはいかない。お客様や相手がいることであり、「その時や場所に応じて相手に安心感を与える」格好をすること、『身だしなみ』が大切であると、スタートしました。

肌のケアからメイクの実習は、コロナウィルス対策を取りながら、用意いただいた道具で、実習をおこないました。また、メイクだけでなく、髪の結ぶ位置や髪形によって、印象を変えることができることや、メイク終了後には、起立の上、全体の印象を確認するなど、メイクだけではない、ビジネスの『身だしなみ』の意味を理解する機会になりました。

メイク完了後、各々の雰囲気の違いに、写真をとりあっていました。見守っていた職員は、卒業が近づいていることを感慨深げに見守っていました。

講師で主に説明役の方は、本校卒業生で、「繰り返し何度もやっていくことで、メイクも上達する。これは、メイクに限ってのことではなく、いろんなことに通じるので、社会にでても、あきらめずに努力を続けてください。」と貴重なお言葉をいただきました。終了後は、しっかりとメイクを落とし、高校生の『身だしなみ』へ戻りました。